例え話に共感するひとの感受性
古来より、多くの偉人が例え話を使い民衆を動かしてきた。
しかし、一歩引いて見ると、心を動かす例え話は本当に適切なのか。
先日、とあるセミナーに参加させて頂いた際に、自発的動機を引き出しましょうと言う話の例えとして、「自ら殻を破ったヒヨコ以外は死んでしまう」的な例え話をされており、参加者の共感を呼んでいた。
しかし僕は、こう思っていた。
いや、それ卵の話だから。。。と。
もっと言えば、外から割っても適切な環境下であれば生きるから。とさえ思ったのだが、まわりは「ですよねー」オーラ出しまくりで頷いている。養鶏場でも作るつもりか。
これの言わんとすることはわかるのだが、別に卵に例えなくていい。やりたい仕事やらせた方が、頑張るよ。だけでいいのだ。
シンプルに言ってくれればいい。それが一番伝わるのだ。良い肉は、塩だけで食べるのが一番旨味を感じられるのと同じようにね。